夫の浮気が原因で離婚する事になった場合、相手の不貞行為によって精神的な苦痛を受けた事の慰謝料を請求する事ができます。離婚する事になれば、当然、相手としてはできるだけ払いたくないというスタンスでくるでしょうから、裁判で慰謝料請求をした時には、必ず証拠として有効になるものを確保する事が、夫の浮気で慰謝料を取るための最低条件ですね。
夫の浮気で具体的にどのぐらいの慰謝料が取れるのかは、ケースバイケースです。結婚生活がどのぐらい継続していたのかにもよりますし、夫の浮気によって受けた精神的苦痛のレベルによっても慰謝料の算定が変わってきます。また、夫の社会的地位や支払い能力、つまり夫の収入によっても慰謝料の金額が異なります。それだけではありません。
夫の浮気によって離婚した場合、2人の間に子供がいた場合には、その子供を扶養しなければいけませんから、慰謝料の中にそうした部分も含める事もあるでしょう。最近では、離婚の後に養育費を払うと約束しながらも払わない人が多いため、離婚の際の慰謝料として最初にある程度まとまった金額を受け取るというスタイルも増えているようです。
例えば、結婚して1年未満の場合には、夫の浮気で慰謝料を取る場合でも100万円〜300万円程度と比較的少なくなっています。しかし、結婚10年以上になると、軽度の浮気でも慰謝料は400万円超になりますし、浮気による責任のレベルが重いと判断された場合には、慰謝料の金額も1000万円に届くほど高くなることもあります。